2日目の1番最初の講習は、ライコマウシュマウル氏による、技術を習得させるための指導方法についての講義です! その主な内容は、技術習得の法則、適切な課題設定をする、直接的な指導と間接的な指導、といったもので、バスケの技術を指導する際にとても重要なことばかりでした。
1.技術習得の法則
a.技術指導の基本
紹介する [示範する(視覚) 説明する(言葉)]
↓
習得させる [アドバイスを与えながらたくさん練習させる]
↓
課題を与える [練習の課題、トレーニングの課題など]
b.技術を教える法則 ・集中できる環境を整える ・イメージをやきつける ・視覚→言語→視覚or言語 の順で説明する ・何が一番重要なのかを伝える ・短く適切に説明する ・悪いお手本は見せない
2.適切な課題設定の法則 ・規則正しく具体的な目標を設定する ・自己評価だけでなく、他己評価も行う ・コーチが儲けた基準でチェックを行う ・練習課題やトレーニング課題を課したとき、何のために行っているのかを明らかにする ・悪い癖のまま練習させてしまうと、その習慣が強まってしまうので気をつける
3.直接的な指導と間接的な指導 例 シュートフォームを修正する。ワンハンドシュートで肘が外側に出てしまっている時 ・直接的な指導→「肘を入れなさい」「肘をまっすぐにしなさい」 修正点について直接その部分を直よう指導する ・間接的な指導→壁のとなりでシュートを打たせる・・・肘が出ていると壁に肘が当たってしまうので、肘をまっすぐにするようになる ※間接説的な指導をもっと多く取り入れるべき!
これらの点について、普段の指導で達成できているかをしっかりとチェックする必要があるとおもいました。 特に直接的な指導と間接的な指導についてがとてもおもしろく、他にも様々な間接的な指導のドリルが紹介されました。 技術の修正点をしっかりと見極め、どういった状況になればその良くない点をやらずにすむかということを考えることが大切だと思います。 それをもとに、アイディアをはたらかせて、間接的に指導できるドリルを多く持っているべですね! 間接的な指導では楽しいものが多そうですし、小さい子を指導するときには特に有効だと思います。
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