7/4(6日目)特別クリニック~男子3位決定戦&決勝
- Lion King
- 2016年7月5日
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ツアー6日目、この日がコーチツアーとしての活動する最後の日となります。前日のFIBAコーチクリニックに続き、この日はツアー独自に企画したコーチクリニックを見学しました。クリニックのスピーカーはサンティ・ペレス氏です。 U-17女子スペイン代表の分析担当コーチ、スペイン女子一部リーグのマンフィルターでアシスタントコーチも務め、そして本業は弁護士という超敏腕のペレス氏。同氏のクリニックは過去参加したコーチクリニックの中でも1.2を争う素晴らしい内容のクリニックでした! 『 スペイン流の認知・判断を高める練習方法 』 『 最新の試合分析から考えるスペインのディフェンスコンセプト 』 という二本立てのクリニックでした。
ペレス氏の練習メニューを組み立てるアイデアの豊富さ、そしてドリル中のルール設定を工夫して選手たちが自然と上達していく環境を作り出す部分において秀逸な内容でした。
クリニック後の質疑応答にも快く応えて頂き、参加者の皆さんからもたくさんの質問が投げかけられ、予定時間を延長して様々な議論が交わされました。
充実したクリニックの後にはお楽しみのランチタイム。この日はスペイン名物のパエリヤを堪能しました。一般的なシーフードのパエリアからうさぎ肉のパエリヤなどもあり、本場のパエリヤはやはり美味しかったです!
ランチを満喫したあとは、急いで試合会場へ。この日が大会も最終日で男子の3位決定戦と決勝が行われした。自分たちの席の真後ろにNBAサンアントニオスパーズのスカウト担当の方ともお話させて頂きました。スカウトといってもNCAAのトップクラスの大学で長らくヘッドーコーチをされていた方で、その後NBAのスカウトに転身。インディアナ・ペーサーズを経て、この10年はサンアントニオ・スパーズで働いているとのこと。もしかするとクワイ・レナードはこの方に発掘されたのかもしれません!日本でのコーチクリニックも興味を持っていただき、もしかすると今後日本へ及びできるかもしれません。
大会のほうは、3位決定戦でリトアニアとスペインが激突。予選リーグでも対戦している両チームですが、その時は延長戦の末、スペインが勝利しました。しかしこの日のリトアニアは強かったです。試合開始から常にリードし、スペインにつけ入る隙を全く与えず見事な勝利でした。 そのリトアニアを無難に倒したアメリカと、地元スペインと延長戦までもつれ込んだ大接戦をものにしたトルコの2チームによる決勝戦ですが、予想通りにアメリカの圧倒的なパフォーマンスの前にトルコも苦しい試合展開を強いられます。トルコもあの手この手で必死に食らいつきますが、結局は大差でアメリカの勝利。見事優勝を勝ち取りました。
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