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  • 執筆者の写真erutluc

3/8(5日目) Watch Practice & Invitation City Hall

更新日:2020年6月13日

 ドイツでのコーチングツアーも、あっという間に残り二日になってしまいました。今日は午前中にNINERSの練習を見学し、午後からはケムニッツ市庁舎を訪問。そして夕方からは、女子U-16のチームの練習と、NINERSと同様にケムニッツをホームタウンとする女子のプロバスケットボールチーム、Chem Cats(ケムキャッツ)の練習を見学しました。

<Individual practice NINERS>

 NINERSが採用している「two top intensity」(一週間のうちに2回、プレイヤーのピークをもってくるようにすること)の練習スケジュールによれば、この日の練習強度は90%で、一昨日の試合の反省から、オンボールディフェンス、リバウンディング、シュ

ーティングの三つに重点が置かれた練習メニューでした。

<Invitation City Hall>(市庁舎訪問)

 ドイツにおいて、市庁舎は単なる役所以上の役割を持つ市民生活の中心です。ケムニッツの市庁舎は昔からある建物を今でも使っており、この街のシンボル的な存在だそうです。

 今回の市庁舎訪問は、単なる観光ではなく、私たちが公式に訪問するという形でした。そのため私たちも正装し、ケムニッツの方々も市を代表して迎えてくれました。

 入り口で私たちを迎えてくれたのは、「Turmer」と呼ばれる方でした。「Turmer」とは、近世の頃に市庁舎の塔から時を告げる鐘を鳴らしたり、火事がないか見ていたりした、ケムニッツの番人とも言うべき役の方でした。彼に案内されて応接室に通された私たちに、係りの方がいきなりのワインサービス……。しかしワインを飲む間もなく、写真撮影が始まり、普段味わったことのない状況に少し戸惑ってしまいました。

 そしてケムニッツ市代表の方から歓迎の挨拶を受けました。こうした場を設けていただき、とても光栄に思いました。


奥の帽子をかぶっている方が「Trumer」


みなさん正装で記念写真!

 その後、私たちは市庁舎の中を見て回り、市庁舎にある塔の最上階に連れていかれました。日本人にとってあまり馴染みのないケムニッツを、今回私たちが訪れたことに地元のメディアも注目していて、テレビや新聞の取材が来ていました。ちなみに、翌日の新聞には、写真付きで私たちの市庁舎訪問のことが載っていました。


鈴木指導員と「Trumer」の2ショット


市庁舎のてっぺんから撮ったケムニッツ市の風景

後ろに見える白い大きな建物が、私たちが滞在していたホテル「メルキュール」

<Watch Practice of U-16>

 これは当初の予定にないものでしたが、見ることができてとてもよかったと思います。練習のテーマは、ベーシックファンダメンタルとファーストブレイクでした。

 私はウォームアップの次に行われたフットワークがとても印象に残っています。コーチの方が自ら見本を見せながら、とても細かく丁寧に進めていました。

 以前、千葉県の中山ミニバスケットボールクラブを見学したときにも実感しましたが、フットワークは文字通り足捌きやステップ、そして正しいストップを身につけるためのものであり、年齢が低いうちにこれらをきちんとやっておくことが、非常に大切なのだと改めて思いました。

<Watch Practice of Chem Cats>

Chem Catsの練習は、プロチームということもあってファンダメンタルなものはほとんどなく、シュートとファーストブレイクに重点を置いた内容でした。

 また、先程のU-16の選手が何人か練習に参加していました。身近に良い見本となる人がいて、しかも一緒に練習することができるという環境は、とても素晴らしいことだと思いました。


Chem Catsの練習風景 映像が見づらくてすいません。


Chem Catsの練習風景2 やはり見づらくてすいません.

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