今日は朝9時半にこのツアーのスケジュールについてトースティンから説明がありました。その後、11時より99ersのシューティング練習を見学しました。
体育館へ向かう途中に、99ersの選手がモデルとなっている、大きな広告をみつけました。本物のモデルのようにカッコいい選手でした。
99ersの試合の宣伝
10時45分くらいに体育館に到着しました。その後、選手たちも集まってきて練習が始まりました。
ここで一つ驚いたのが、いきなりシューティングから練習がスタートしたことでした。日本ではあまり見られない光景なのでトースティンに質問をしました。
「どうして、練習の始まりがシューティングなの?日本では練習の始めにはウォーミングアップとしてランニング・体操などをするよ。」
すると彼は、「ウォーミングアップでランニングなどを行うのは、あまり好きではないんだ。」「体を温めるために動くのであれば、それはシューティングでも良いだろ?」と言いました。
確かにその通りだと思いました。同じ体を温めるための運動ならば、それはただ走るランニングより、シューティングなどのバスケットボールに必要な動作を含んだウォーミングアップの方が合理的で、なおかつ楽しいと思いました。
またトースティンは、シューティングのメニューを考える際に気をつけるべきこととして、以下のことをアドバイスしてくれました。
<シューティングメニューを考える際に考慮すべきこと>
・ キャッチ&シュート、ターン&シュート、オフドリブリングシュートの3つを取り入れるべき
・ キャッチアンドシュートではフレアに動いたり、ボールサイドカットしてきたりと動きにバリエーションをつけて行なう
その後のポジション別シューティングでは、ガードはキキムーブやレッグスルーからのショット、ロールジャンプからのシュートなどを行なっていました。またセンターはパスを受けながらのドロップステップを練習していました。
ガード陣によるシューティング
2人で競い合いながらのシューティング
夕方4時15分から、トースティンによるゲームに向けてのチームスケジュールの説明がありました。土曜日に試合がある場合、日曜から金曜までの試合に向けての練習日程やその練習の時間的、強度的な要素のコントロールについて話がありました。
その後、明日の対戦相手のビデオを見せてもらい、スカウティングのポイントを紹介してくれました。その後に99ersの選手たちが集まってきてゲームに向けての話し合いが始まりました。
そのミーティングは30分にも満たないもので、本当に大事なポイントだけを手短に選手に伝えていました。
渡された資料には、対戦相手のデータが載っていました。
コーチと選手達とのミーティング
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そのミーティングの様子を後ろから観察する ツアー参加者達
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